そろそろ極端な日焼けを防ぐために、本格的な紫外線対策をする季節がやってきました。
肌が健康的な小麦色に染まるのはいいとしても、肌表面にシミや色ムラができて、気づいたら「もうファンデーション無しに生きられない!」なんてことになったら嫌ですよね。
それに……。紫外線は年を追うごとに強くなっているとか!
これはもう外からの美白ケアだけで透明感のある美肌を目指すのが困難になっているのかもしれません。
今年は、美白コスメを取り入れつつ、延美長寿にちなんで、体内からのダブルケアで、透明感のある美肌作りを目指してみませんか?
目次
【内的要因】肌の色ムラは紫外線だけが原因じゃない?!
肌表面のシミや色ムラと聞くと、真っ先に思い浮かべるのが、「紫外線」だと思います。でもきちんと紫外線対策していて、原因が思い当たらないのに、肌表面に褐色または浅褐色の色ムラができていたなんて女性もいるのではないでしょうか。
東洋の世界では、こう言った場合、紫外線などの外的要因だけでなく、内的要因からも原因を考えます。
例えば、肌表面に原因不明な色ムラができている場合には、下記のようなことが考えられます。
脾胃虚弱
食欲不振や疲労を特に感じる場合は、食べ物を消化し栄養として吸収する脾や胃が元気ない可能性が!脾と胃が元気をなくすと、栄養がきちんと体に届かないだけでなく、体内の水分代謝までうまく行われず、結果的に唇の上や口の周り、ほほ骨の下に褐色の色トラブルや影ができやすくなるのです。
肝気鬱結
東洋では、シミなどの肌表面の色ムラは、肝の元気がなくなることで、体のエネルギーとなる「気」や栄養となる「血」の運行に影響すると考えます。その結果、体にとっての老廃物がうまく排出されず、肌表面への色トラブルとなって出てくるとも言われています。そして、肝の元気が無くなった時に現れる色トラブルの特徴としては、深い褐色や灰色気味の褐色。場所としてはとくに、鼻の周りや頬骨に現れやすいとされています。
体内から食べて透明感を目指す!
東洋では、「顔は内臓の鏡」という言葉があるほど、肌と内臓は深くつながっていると考えます。そこで、透明感のある美肌を目指すなら、体内からもケアしたいところ。以下、肌のシミなどの色トラブルを防ぐような働きを期待したい食べ物になります。
なつめ
なつめには、黒い色素が体内にとどまるのを防ぐ成分が入っています。
リンゴ
リンゴに含まれるビタミンCには、肌の中の黒い色素を抑え、肌表面の褐色シミやそばかすといった肌トラブルにアプローチします。
杏仁
杏仁は肌をトーンアップし、肌に潤いを与え、シミや色ムラの生成を抑える働きがあります。
甘くて美味しい!美白効果抜群のアップルパイがオススメ
いかがでしたか?紫外線がシミや色ムラの他にも、私たちを透明感のある美肌から遠ざける原因が体内にもあるのがわかっていただけたでしょうか??
今回は、先ほどの食材を使ってアップルパイを作ってみました。
作り方は、簡単です。
冷凍パイシート
りんご
なつめ
杏仁粉
ハチミツ(砂糖の代わりに)
卵黄
漢方系の通販ショップで売っている乾燥なつめを水で戻し、りんごと一緒になつめと杏仁粉とハチミツを入れて汁気がなくなるまで煮込む(A)。あとは解凍したパイシートに(A)を並べて卵黄で閉じ、オーブンで焼けば、あっという間に薬膳スイーツのアップルパイが出来上がりです。是非、休日などにお試しあれ。