エイジング

肌年齢アップの季節到来!今こそ正しいエイジングケアを

こんにちは!これまで女性の肌悩みに必ず挙がる乾燥や毛穴について、ご紹介してきました。しかし、もう一つ年齢に関わらず意識してほしいことがあります。

それは、いつまでも活き活きとした美肌でいたいなら、肌の年齢が上がってしまうのを防ぐために、早いうちからエイジングケアが必要不可欠だということ。

でも実際のところ、「エイジングケアっていくつから始めるべきなの?」と疑問に思う方も多いはず。そこで今日はエイジングケアについてのお話です。

皆さまは、女性のカラダは「7」の倍数で変わるという言葉を聞いたことがありますか?

これは「黄帝内径(こうていだいけい)」という中国最古の医学書に記載されている内容で、「7」の倍数の28歳で女性はピークを迎え、それ以降下り坂に向かうという考え方。つまり、肌においても28歳が曲がり角と言えるので、28歳がひとつのエイジングケアの始めどきというわけです。

エイジングケアを行う上で意識してほしいこと、それは美容クリニックでも使われている「SST」を防ぐケア。「SST」とは、見た目年齢に影響を及ぼす、「シミ・シワ・たるみ」の頭文字から取った言葉です。

それぞれの原因を簡単にご紹介しますね。

目次

①秋にシミが増える原因

夏の紫外線によるダメージで、表皮の基底層にあるメラノサイトにてメラニンが作られ、肌が乾燥している人ほど肌に蓄積されていく。

②秋にシワが増える原因

湿度の低下により、肌が乾燥することで発生する小じわと、紫外線と乾燥のダブルパンチによる真皮層のダメージで起こる深いシワがあります。

③秋にたるみが増える原因

深いシワと同じように真皮層の働きに関係する。真皮層内にあるエラスチン、コラーゲン、ヒアルロン酸が不足することで肌の体力がなくなり、結果的に重力に負けて下にたるみとなって表れてしまう。

こんなふうに改めて「シミ、シワ、たるみ」の原因を考えてみると、乾燥がいかに肌の年齢サインに影響を及ぼしていくのかよく分かりますね・・・!

そこで、今日は正しいエイジングケアも合わせてお伝えします。

まず、シミ対策には、「プラセンタエキス」成分がおすすめ!
プラセンタエキスとは、一般的に豚の胎盤から抽出される成分で美白効果あると医薬部外品に認定されています。またアミノ酸などの保湿効果も期待できるので、加齢による肌トラブルを防ぐ化粧品にはぴったりなのです。

私の場合は、『シルコット うるうるコットンスポンジ仕立て』にたっぷりプラセンタエキスが配合された化粧水を浸し、頬を中心にコットンパック。

乾燥をひどく感じるときにはプラセンタエキスをたっぷりチャージしたいので、上から鼻の部分に穴を開けた食品用ラップで密封することもあります。コットンパック×プラセンタの組み合わせは、肌をモチモチにしてくれますよ。

次にシワ・たるみ対策には保湿前に角質ケアの徹底を。というのも肌表面が古い角質でゴワゴワになっていてはせっかくのうるおいも十分に行き渡りません。そこで、私の場合には『シルコット ふきとりコットンシルキー仕立て』でふきとりケアをするようにしています。

ふきとり後の肌は表面がリセットされた状態なので、その上からレチノールやナイアシン(ビタミンB3)が配合された化粧品でしっかり美容成分のチャージをしましょう。※生理前に皮脂分泌が過剰になる方にもおすすめ。

以上、今日は正しいエイジングケアをお伝えさせていただきました。加齢の影響でどうしても肌というのは下り坂に向かうもの。でも加齢のスピードを遅らせることは可能なので、ぜひとも早いうちから正しいエイジングケアをして行きましょうね。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

ABOUT ME
日中美容研究家 濱田 文恵
医薬品登録販売者 / 国際中医薬膳師 自身のニキビ肌をセルフ美容で克服した過去から、”キレイ” は自分自身で作れることを確信。2017年、一般社団法人日本セルフ美容協会を設立。毎日のセルフ美容に自身のルーツである東洋と西洋を組み合わせた独自の美養法を提唱する。 昨年末、初の著書『運命をこっそり変える』を出版。現在は美容家として、幅広く活動する。