美養コラム

【濱田文恵の古代美容秘話vol.1】女性が養生すべき4回の黄金期とは

皆さま、こんにちは!中医美容研究家の濱田文恵です。

【濱田文恵の古代美容秘話vol.1】とは、わたしが日頃から研究している古代中医美容や宮廷美容の中で、「これはぜひ皆さまに教えたい!」といったちょっと興味深いここだけのお話をテーマに自由気ままに紹介していこうと思っているコーナーです。不定期にあげていくので、是非チェックしてみてくだいね。

中医美容についての文献研究をしていると、よく「女人不补很易老」という言葉を聞きます。意味として、女性は養生をしないと老けやすいと言っているのですが、この言葉の通りで、もし老けたくないのなら自分のカラダと向き合って早いうちから養生ケアをする必要があります。

なんとなく女性のキレイ作りという面から養生ケアを考えると、”10代の青春時代から30代のおんな盛り”と一定期間に限定して行うべきだと考える方もいますが、そうではありません。青春時代から更年期まで、女性はそれぞれの時期に合わせた養生ケアを行うことで、年齢に合わせたキレイをいつまでも楽しめるのです。

【年代別】カラダの特徴と考えられるカラダ不調とは

10代〜30歳くらいまでの女性

この時期は精力旺盛なので、本来はお化粧をしなくても、基本的にみんながみんな血色のみなぎる健康的な顔色をしています。そのためカラダを養生する大切さに気づかない人がほとんど。なので、養生ケアをしない方は、学生なら学校やアルバイト、社会人なら仕事とプライベートで精神的なストレスや体力的な疲れなどを積み重ねていることが多いです。またそもそも不調であることが通常の状態と思い込み、自分のカラダから発せられるSOSサインに気付いてない女性が多いです。もちろん若さもあって、大きな病気になることはあまりありませんが、「なんだかいつも疲れている」、「顔色が優れない」、「ツヤ感のないくすんだ顔色をしている」など、心もカラダも億劫になるような小さなトラブルを抱えていることが多いです。

妊娠出産を終えた女性

出産は体力をかなり消耗するので、カラダが弱まっています。(中医学でいうと、虚の状態)しかも、産んだ赤ちゃんの面倒もみなければいけないので、カラダの弱まりは二倍に。鏡を覗くと血色の感じれない表情に驚く新米ママさんもいるかもしれませんね。中には、肌の血色が感じられないだけでなく、肌表面にチリチリとした細かいシワを感じたり、出産前の体型に戻らないことにイラだちを覚えたり、肌の黄くすみが増したりなど、出産を境に今まで感じたことのない自分のカラダの変化に戸惑う方が多いです。

更年期の女性

ホルモンバランスの変化によって極度の乾燥、手汗、寝汗、イライラなど今までに体験したことのないカラダの不調が現れてきます。骨や髪なども弱まり、全体的に若い時のような活き活きとしたパワーがなくなっていくような感覚を体感する方も多いでしょう。

いつまでもキレイを楽しむための考え方

女性が迎える人生の転機に合わせ、カラダに起きる変化とよく見られる不調をご紹介しました。もちろん女性全員が先ほど紹介した不調に出くわすかというとそうではありません。

人によっては、年齢を重ねているはずなのに、いつまでも若々しく、活き活きとしていて、むしろ若い時よりも洗練され、キレイに磨きが掛かっている方もいますよね?

カラダが変化を迎えるごとに老化に近づいていく方との違いはなんだと思いますか?それは、生まれつきでもないし、高機能な化粧品を使っているからだけでもありません。早いうちから自分のカラダと向き合って、きちんと養生ケアをしてきたかどうかの違いなのです。中医美容では、年齢に振り回されないキレイは外側だけでなく、内側から美肌、美髪、美ボディを育む必要があると考え、そのために体内の五臓六腑を養生することが必要不可欠だと考えています。

女性が特に養生すべき4回の黄金期

古代美容では女性のカラダは、子供を産む働きとそのための子宮と卵巣があり、さらに生理の機能を合せ持つため、その構造は非常に神秘的とされてきました。女性の生命周期と月経周期は繋がっていると考えられ、月経が順調ということは体内の五臓六腑の働きも順調という一説があります。その説で考えると、中医美容では子宮の変化に合わせ、女性には4回の養生するべき黄金期があるというわけです。それぞれ1回目は青春期、2回目は妊娠出産期、3回目は35才、4回目は更年期です。この4回の時期にきちんと養生ができていれば、カラダが健やかなだけでなく、年齢に振り回されないキレイを楽しめるというのです。

女性
女性
黄金期の1回目に当たる青春期に何もしてこなかったのですが…。今から養生ケアをしてももう遅いでしょうか?

青春期に何もしなかったという女性は多いものです。ではもう間に合わないかというと、もちろん、そんなことはありません。今回紹介した黄金期も大事ですが、肌を含めたカラダは毎日の生活や食生活の積み重ねによってできているのが大前提。なので、黄金期を1回過ぎたからといって、もう自分は老化をたどる一方なんだと思うのは少し気が早いです。大事なのは黄金期+毎日の生活習慣です。特に黄金期は養生ケアに力を入れ、あとは毎日の生活習慣で継続できる養生を行うのが大事です。なので例えば、1回目の青春期を過ぎたとしても、次の出産妊娠期できちんとカラダを養生すればいいですし、もし妊娠や出産をしないのであれば35才に向けて毎日の生活習慣を正し、35才でまたがっつり養生する一年を過ごせばいいのです。更年期においても、もう更年期だからと何もしないのではなく、過去3回の黄金期同様に養生ケアをすれば老化へと向かう速度は遅まり、いつまでも女性としてのキレイを保つことができるわけです。

ぜひ、今日紹介した養生すべき4回の黄金期を意識して、毎日の養生ケアを心掛けてみて下さいね。それではまた次回お会いしましょう!

ABOUT ME
中医美容研究家 濱田 文恵
中医美容研究家 濱田 文恵
医薬品登録販売者 / 国際中医薬膳師 自身のニキビ肌をセルフ美容で克服した過去から、”キレイ” は自分自身で作れることを確信。2017年、一般社団法人日本セルフ美容協会を設立。毎日のセルフ美容に自身のルーツである東洋と西洋を組み合わせた独自の美養法を提唱する。 昨年末、初の著書『運命をこっそり変える』を出版。2018年秋、今まで学んできた西洋と東洋(中医)の美容理論を織り交ぜた和漢コスメ 温漢ブースター美容液 朱華-shuka-を発売。現在美容家として、幅広く活動する。