食養生

まいにち何時にご飯を食べてる?東洋発、健康と美容に良い食事時間と正しい摂り方

西洋と東洋に共通する食事の摂り方

中国の俗説に、こんな言葉あります。

日中美容研究家 濱田 文恵

「早吃好,中吃饱,晚吃少,晚餐不吃最为好」

これは、「朝ごはんが食べた方がよく、お昼ごはんはお腹いっぱいに食べ、夜ごはんは少なく食べる、できれば食べない方がより良い」という意味なのですが、まず皆さまの食事生活はいかがですか?意外にも朝ごはんを抜いているという方は多いもの。

さて、少し話は変わりますが、実は先日フィトケミカルについてのセミナーに伺いました。

フィトケミカルというのは、植物が外的刺激から自分を守るために作り出す色素や匂い、辛味のこと。このフィトケミカルが私たち人間の体にいいということで、現在注目されているキーワードです。ウィキペディアの言葉を借りると、植物性化学物質を指しているので、いわば西洋的な考えですね。

しかし、その西洋的なフィトケミカルを効率的に摂るための食事習慣が東洋においても大事にされている食事の摂り方と共通していたのです。

その摂り方というのが、1日5色の食材を摂るようにすること。

たったそれだけです。

「え、それだけ?!」と思われた方もいるでしょうが、これは、医食同源の由来にもなっている漢方の考え方の一つで、1日5色の食材を摂れば、栄養面はもちろんのこと、心と体のバランスが摂れ、健康になれるというものです。

毎日食べていたものを見直し!いつも足りていない色は?

ちなみに5色というのは、皆さまもよく知っている風水の色から来ていて、緑、赤、黄、白、黒の5色を指します。身近な食材に当てはまるとこんな感じ。

緑: 小松菜 ブロッコリー 枝豆 ほうれん草 ニラ

赤: 豚肉 牛肉 マグロ 鮭 トマト 唐辛子

黄: 卵(卵黄) 大豆 とうもろこし 生姜

白: 米 大根 玉ねぎ にんにくりんご 鶏肉

黒: 昆布 海苔 黒胡麻 黒きくらげ 

いかがですか??毎日、みなさまは5色分の食材を食べれていますか??

昔と違って、食べるものに恵まれている現代人にとって、1日に5色食べるのは難しいことではないはずなのに、意外にも色に偏りがあったりなんかして、バランスが取れていない方も多いのではないでしょうか??新年にちなんで、日頃の食生活を見直してみてくださいね。

【美養習慣】1日5色ルールが慣れてきたら……!

1日の間に5色食べることに慣れてきたら、習慣化まではあと少し!

実は一年にも、この5色ルールがあるのです。東洋医学の考えでは、季節に合わせて肌が揺らいだりするように、私たちの体の中でも変化が起きています。

そこで、日本の土用の丑の日である7月の暑い時期に土用という季節を足して、季節によって、積極的に食べた方がいい色が挙げられているのです。

春 : 緑

夏 : 赤

土用 : 黄

秋 : 白

冬 : 黒

もちろん、これもしっかり理論があっての分類。

例えば、春は肝臓が弱まりやすいので、肝臓をサポートしてくれる緑の食材、夏は気温が暑く、心臓に負担がかかりやすいので、赤の食材で元気になるといった感じです。夏のスイカや冷えたトマトなんかを思い浮かべると納得がいくのではないでしょうか。このように私たちの食生活には、無意識に医食同源が存在しているのも面白いですよね。

今日紹介した食材の5色ルールは、普段忙しくて自炊ができない方でも今日から取り入れられるほど、簡単なもの。心と体のバランスが取れれば、そのバロメーターでもある肌だって自然と輝きに満ちてくるのではないでしょうか?なかなか肌悩みが良くならない方なら、なおさら食材の5色ルールを自分の美養習慣にして、今度こそベースメイクいらずの「すっぴん美人」になっちゃいましょう!

 

ABOUT ME
日中美容研究家 濱田 文恵
日中美容研究家 濱田 文恵
医薬品登録販売者 / 国際中医薬膳師 自身のニキビ肌をセルフ美容で克服した過去から、”キレイ” は自分自身で作れることを確信。2017年、一般社団法人日本セルフ美容協会を設立。毎日のセルフ美容に自身のルーツである東洋と西洋を組み合わせた独自の美養法を提唱する。 昨年末、初の著書『運命をこっそり変える』を出版。現在は美容家として、幅広く活動する。