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【毛髪診断士直伝】濱田文恵の美髪を保つ美容生

艶々とした美髪を保ちたいならヘアケア製品でケアするだけでなく、美肌同様に、食生活を整えバランスよく栄養を摂るのが美髪を保つ基本中の基本です。食生活にも偏りが出て、栄養バランスが崩れれば、美髪どころか髪本来のツヤが消え、抜け毛や白髪、パサつき髪といった毛髪トラブルを招いてしまいます。今日は、美髪のための美養生のお話です。

抜け毛を防ぐ食養生

アミノ酸を多く含む食材を食べる

髪を構成するアミノ酸が多く含まれた食材、たとえば、魚や卵、牛乳、豆類、酵母などを積極的に食べましょう。

海藻類を多く食べる

海藻類に含まれるミネラルは健やかな髪の発育に必要なもの。女性は特に、わかめや海苔、しじみ、海に生息する魚を積極的に食べましょう。

ビタミンEを含む食材を多く食べる

ビタミンEと言えば抗酸化作用が期待されますが、髪に対しても同じです。毛髪となる細胞の分裂を促進します。抜け毛が気になる方は、黒胡麻やくるみ、落花生や大豆などのビタミンEを多く含む食材を積極的に食べましょう。

亜鉛を含む食材を多く食べる

抜け毛に悩む方の多くは、亜鉛が足りていない方が多いです。そのため亜鉛を多く含む食べ物、例えば、肉や卵、レバー、落花生、くるみ、バナナ、りんご、わかめ、海苔、生牡蠣などを多く食べましょう。

白髪を防ぐ食養生

鉄分や銅を含む食材を多く食べる

白髪を防ぐためには、鉄分や銅を含む食材を積極的に摂りましょう。鉄分は、血液を作るために必要不可欠なもの。銅はこの鉄分と血液を結ぶ大切な役割があるだけでなく、外的刺激から私たちを守るメラニン色素を生成するために働くチロシナーゼという酸化酵素を作るのに必要不可欠なもの。

鉄分を多く含む食材

豚レバー、鶏レバー、ムネ肉、鶏肉、卵の黄身、エビ、わかめ、海苔

銅を多く含む食材

豚レバー、エビ、蟹、ナッツ類、豆類

ビタミンB群を含む食材を多く食べる

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6の不足は白髪を招きやすくなります。そのため、ビタミンB群を多く含む食材、例えば、肉類や、ミルク類。卵や穀物、豆類やナッツ類、そのほか緑黄色野菜を積極的に食べましょう。

チロシンが豊富な食材を摂る

メラニン色素の形成には、アミノ酸の一種チロシンの存在が必要不可欠。つまりチロシンが不足すれば白髪も発生しやすくなります。そこで、チロシンを多く含む赤身肉や鶏胸肉、ささみなどを食べましょう。

頭のフケを防ぐ食養生

辛いもの、刺激性の強いもの、脂っこいものを控えること

上記で挙げた食品は頭皮に刺激をもたらしたり、頭皮の皮脂線分泌を過剰にしてしまいフケの原因になります。

アルカリ性食品を食べること

アルカリ性食品は体内の酸性物質を中和する働きがあります。頭皮の栄養補給だけでなく、フケの予防にも繋がります。

ただしアルカリ性食品と聞いても、ピンとこない方もいるはず。アルカリ性食品とは、食品に含まれるミネラルが酸性の性質に近いのか、アルカリ性の性質に近いのかで分けられています。

アルカリ性の食品には、緑黄色野菜や酸味のあるフルーツ、大豆類が挙げられます。

ビタミンB2、ビタミンB6を多く含む食材を摂ること

上記2つは、体内の脂肪代謝を正常に整えてくれます。その結果フケの予防にも繋がります。ビタミンB2を多く含む食材には、動物性の肝や心、また卵の黄身やウナギ、大豆、新鮮な野菜などが挙げられます。ビタミンB6は大麦や酵母、雑穀類が挙げられます。

【髪質のタイプ別】食養生とヘアケア方法

髪質 特徴 食養生 ヘアケア
ベタつきを感じる髪質

頭皮がベタつきかゆみを感じる

・水分をこまめにとる

・新鮮な野菜やフルーツを積極的に食べる

・脂っこいものを控える

頭皮を清潔に保ち、熱すぎるシャワーで髪を洗わないこと。また生活習慣を整え、過度なプレッシャーを避けること
パサつきを感じる髪質

・髪がパサつき、ツヤを感じない

・頭皮が乾燥しフケがでる

・髪が絡みやすい

・良質な油をとる

・過度な塩分を控える

・フルーツや野菜を多く摂る

お出かけするときにはUVカット効果のあるヘアスプレーなどをし、紫外線によるダメージを防ぐこと。髪の洗いすぎに注意。栄養がたっぷり含まれたヘアートリートメントでヘアパックをするのもおすすめ。お出かけしなかった日は湯シャンを取り入れてみるのも◎
健康的な髪質 ・髪の毛自体が滑らかで柔らかくツヤに満ちている。

・頭皮の油分バランスも整っており、フケも少ない。

栄養バランスの整った食生活を心掛ける 潤いの力が高いヘアケア製品を使うこと。またシャンプー時には、合わせて頭皮マッサージを取り入れ、頭皮の健康をさらにあっぷし、栄養がきちんと届くようにすること。
オイリー&パサつき両方の髪質 髪はパサつくのに頭皮はベタベタしている 塩分の高いものや、動物性の肉類、揚げ物などをできるだけ避けること シャンプー時、とくに毛先と頭皮の清潔さに気をつける必要がある。ブラッシングを積極的に行う。

まとめ

美髪を育むためには、ただヘアケア製品を使えばいいのではなく、美髪の元となる食事もまたとっても重要な要素。その上で、髪にとって良い食材もあれば、辛いものや脂っこいものなどは髪の特に頭皮状態にとって良くない食事になります。肌と違い、髪はメイクなどでカバーできる部分ではないので、早いうちから髪のための美養生を行って、いつまでもつやつやとした美髪を育んでいきましょう。

ABOUT ME
中医美容研究家 濱田 文恵
中医美容研究家 濱田 文恵
医薬品登録販売者 / 国際中医薬膳師 自身のニキビ肌をセルフ美容で克服した過去から、”キレイ” は自分自身で作れることを確信。2017年、一般社団法人日本セルフ美容協会を設立。毎日のセルフ美容に自身のルーツである東洋と西洋を組み合わせた独自の美養法を提唱する。 昨年末、初の著書『運命をこっそり変える』を出版。2018年秋、今まで学んできた西洋と東洋(中医)の美容理論を織り交ぜた和漢コスメ 温漢ブースター美容液 朱華-shuka-を発売。現在美容家として、幅広く活動する。
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