さて、冬も一月に入り折り返し地点に入りましたね。皆さまの美肌状態はいかがでしょうか?冬の皆さまの頭の中はおそらく、肌の乾燥対策でいっぱいになっているのではないでしょうか?もちろん、この時期は肌が乾燥する過酷な季節。しかし、実は肌の乾燥対策だけでは冬の美肌はなかなか手にはいらないのです。そこで、乾燥対策に合わせた必要なのが、血色をよくするための養生です。血色をよくするためのデザートをご紹介しますね。
目次
美肌と血色の関係性
血色を感じさせないほどに肌が白い方は一見、女性の憧れですよね。しかし、中学では、健やかなカラダを構成する気、血、水の「血」が不足していると考えることができます。「血」が不足すると、美容面では肌が青白く見えたり、くすんで見えたりします。目元の頑固な青クマに悩んでいる方もこの「血」に原因があるかもしれません。それだけでも美肌を遠ざける十分な理由ですが、さらに「血」は私たちが生きて行くのに必要な酸素と栄養を運んでいます。そのため、「血」が足りなかったり、巡りが悪かったりすれば、美肌自体を作り出すことが難しくなってしまいますよね。だから、冬の美肌は乾燥対策だけでなく、血色をよくするための養生が必要なのです。
カラダを温めながら血色美人を叶える小豆落花生のHOTデザート
薬膳的にいうと、肌の血色を良くする食材はいくつかあるのですが、今日ご紹介するデザートで使うのは「落花生」です。中国では老若男女に愛され、人々の談話のお供として落花生は長く親しまれてきました。
小豆落花生のHOTデザート
材料(2人前)
- 小豆 50g
- 落花生 25g
- ハトムギ 30g
- 氷砂糖 適量
作り方
①小豆、落花生、ハトムギを3時間ほど、水に漬けます。
②柔らかくなった小豆、落花生、ハトムギを土鍋に入れて1時間~1時間半ほど煮込みます。
③お好みの硬さまで茹でたら、適量の氷砂糖で甘みを調整します。④完成。
落花生には胃腸を健やかにし、栄養の吸収を高め、血を補う働きがあるだけでなく、湿度の低下により空気が乾燥した冬に悩みがちな乾燥肌の養生にもオススメなのですよ。小豆は利尿作用が高いで知られていますが、脂質の酸化を抑える働きがあるので、油物が好きな方はドロドロした血を整えたい時にも積極的にとってほしい食材です。ハトムギは妊娠中には食べてはいけないと言われるほど、排出する力がパワフルなので、肌のデトックスには欠かせない食材ですよ。
いかがでしたか?
とっても簡単にできて、さらに甘いものが欲しいときや、寒い冬に冷えたカラダを温めることもできるデザートなので、ぜひ参考にして見てください。一月なら、余ったお餅を入れてなんちゃってぜんざいにしてもいいかもしれませんね。
それでは、また次回お会いしましょう!